こんにちは、彩都(さいと)です。
介護事業開始に向け伊原は、書類や広告作りでパソコンに一日向かっています。
元々、頚椎の神経根症を患っていることもあり前腕に痺れを伴うそうです。
猫背と言うこともあり余計、頸部に負担をかけていると思われます。
ここは鍼灸師を抱える彩都。伊原の首に鍼灸の鍼が刺さっています。
さて、猫背。どう体に良くないのでしょう?
猫背とは?
正常な頚椎から腰椎までの脊柱は滑らかなS字を描いています。
頚椎は、やや沿った前弯、胸椎部はやや後ろに丸まった後湾、腰椎部分で再度前弯になっていて「生理的湾曲」と言います。
しかし胸椎の後湾が生理的湾曲より強くなっているのが「猫背」と一般的に言われています。
猫背が体にもたらす影響は
・肩こりや腰痛が起こりやすい
・腹筋や背筋の低下
・胃腸の消化不良
・代謝低下
・脊柱の変形
※猫背の人が普段気を付けていてほしいこと。
・骨盤を起こす
まず一番に注意したいポイントは骨盤。
背中を伸ばそうと思っても脊柱の土台となっている骨盤が後傾していてはよい生理的弯曲は作り出せません。
座ったときに坐骨(骨盤を起こしたときに両側のお尻の真下に触れる突起)が座面に対して垂直に立つように意識してみてください。
・肩甲骨を寄せる。
骨盤の傾きが矯正できたら、胸椎の後弯を整えます。
胸椎の後弯が強くならないようにするためには、肩甲骨がだらっと外に開いた状態ではなく、肩甲骨の間を少し締めて緊張させた状態にします。
そうすると自然に胸椎の生理的後弯をつくることができます。
「猫背を治す」「背筋を伸ばす」といった際に多いのが、腕を後ろに引いて胸を張ったような姿勢ですが、腕を引いても肩甲骨が引き寄せられていなければよい姿勢はつくれませんので、しっかりと肩甲骨の位置を意識してください。
・顎を引く
骨盤と肩甲骨の位置が整ったら最後は、頭部の位置です。一生懸命肩甲骨を寄せようとすると逆に頭部が前方にでてきがちですが、それではよい姿勢とは言えません。
骨盤を起こして肩甲骨を寄せた状態で顎を軽く引き、後頭部を背中にある壁につけるイメージで少し下げるようにしてみてください。
さて、鍼灸の鍼を抜きマッサージをしてもらった伊原。
夕方も頑張ってお仕事できそうですね。
彩都 看護師 岩嵜
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