2019年3月11日月曜日

あれから8年

こんにちは、彩都(さいと)です。

下の写真はグーグルマップで見る東北、宮城の現在の海岸線です。

未だ津波のあとは更地で開発途中であるのがわかります。

東北の海岸線はこのような写真が広がっています。


東日本大震災
あれから8年







死者は1万5897人、行方不明の方は2533人
未曾有の震災です。

午後2時46分、発災

その時、あなたは何をしていましたか?

私は夜勤へ行くための出勤準備中でした。

アナウンサーはヘルメットをかぶりスタジオでは警報音が鳴り響いていました。

中継カメラで映る何処かの漁港では押し寄せる津波に車がおもちゃの車のように
押し流されていく
川を黒い海が遡り堤防を乗り越え押し寄せてくる
その傍らを走る車があり、あの車は津波が来ているのを知っているの?
とハラハラしながら見入っていました。

出勤のため自宅を出ると自転車に乗った女子高生とすれ違う
立ち寄ったコンビニの店員さんも普段通り

今、東北では大変なことになっているのに徳島は至って普段の日常であることに
違和感を感じるほどのショッキングな映像でした。

それ以降も刻々と状況が変わる東北の現状や原子力発電所。
もう日本は終わってしまうのではないかとさえ思いました。




あれから8年
復興は進んでいるのだろうけど、本当の復興はどうなんでしょう。

鉄道はやっと復旧したとのこと。
未だ多くの仮設住宅暮らしのかた
仮設住宅で商売を行うかた

原発の風評被害
安全性が確認されているのに福島産と言うだけで輸入を拒む国があるそうです。



「街を覆った津波はどす黒い色をしていた。
思いも寄らぬ「黒」は得てして厄介者である。
小説「黒い雨」もそう
放射線による過酷な被害は小説と違わない。
まるで色の見えない「黒い雨」ではないか」
徳島新聞、鳴潮より。



あれから8年後の今日、東北は雨と風で寒い一日のようです。

知人が宮城松島を訪れています。

今日の松島です。







生憎のお天気で松尾芭蕉が読んだと言われる(所説ありますが)
「松島や、ああ松島や、松島や」
には残念ながらなってませんが。

この松島にも津波は押し寄せました。

見た目には復興しているようにも見えます。

でも、完全な復興までは時間は果てしなくかかると思われます。

今、それぞれが出来ることで復興への手助けになることはたくさんあります。
募金もそう、被災地で採れた食材を買うでもよし。

小さなことでも
少しのことでも
目を向ける、気に掛けることも支援の一つだと思うのです。



そして災害大国日本。
台風、豪雨、地震、噴火、いつ、どこで、自然災害に遭遇するかわかりません。

いつ自分が被災者になるかわかりません。

震災はいつ起こるか分かりませんが減災することが出来ます。


対岸の火事ではないと今一度、心に刻んでください。


犠牲に合われた方に黙祷


彩都  看護師  岩嵜






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