今朝のことです。
所長の、あれ?職員用名札ケースを何処に置いたっけ?
ここに置いたはずなんやけど・・・
で、始まる彩都事業所内。
「もう自腹で弁償します!」と所長。
「絶対あるんなら探しましょう!!」と彩都スタッフ一同。
それぞれが、あちこちの引き出しを開け、扉を開け探すも見当たりません。
岩嵜「絶対、買ったんやな??」
所長「買った!絶対買った!」
岩嵜「最後に触ったのいつ?思い出しなさい!!」
(従兄弟同士なのでお母ちゃんと息子のようなやり取りになってしまいます)
事務森下「納品書があるから絶対あります」
はい、無事に出てきました。
最後に触った場所の奥のほうにありました。
所定の位置を決めて、ここから動かさない!!と朝一から、スタッフに怒られている所長です。
所長43歳。そろそろ物忘れが気になるお年頃?
でも年齢と共にあ~っ、あの人誰だっけ、顔は分かるのに名前が出てこない
えーっと、なんだっけ、アレよ、アレ
そんなもどかしい思いをすることが増えていらっしゃる方はいませんか?
脳の認知機能の衰えが関係しているかもしれません。
そう言う岩嵜もこれは絶対買ってこなければと思って出かけたはずなのに
買い忘れて帰宅することが多くあります。
そして買っているのに買ったことを忘れて同じものが幾つもあると言う逆パターンもあるので
我が家はケチャップやマヨネーズが2本ずつくらいストックされています。
私たちの年齢で物忘れは、気にしていながらもそれほど深刻には考えていない方が
多いと思いますが・・・
ですが、ちゃんと考えていただきたいこととして親の認知機能の低下。
お父さんやお母さんにはいつまでも元気でいてほしいという気持ちに加え、毎日近くで様子を見ているわけではありません。
ですが、親御さんとお互いに言った言わないで口げんかになってしまったり
戸締まりや電気の消し忘れが多くなったとか
些細なことですが、ちょっと考えてみると、そんな事はありませんか?
では、こういった「うっかり」や「もの忘れ」は、どうして年齢とともに増えてくるのでしょうか。
なにかを考えたり記憶したりするときに脳の中で重要な働きを担うのが「神経細胞」
「神経回路」を通じて「神経細胞」は「神経伝達物質」と呼ばれる物質を細胞同士でやりとりすることで認知機能をスムーズに働かせています。
しかし加齢によって「神経伝達物質」の量が減少すると、神経細胞の働きが鈍くなってしまい、認知機能が衰えることで「うっかり」や「もの忘れ」が増えてしまうのです。
認知機能が衰えると、うっかりやもの忘れの他にも
・寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりする
・味覚や嗅覚、痛覚といった知覚が鈍くなる
・うまく歩けなくなったり、寝たきりになったりする
・気持ちが落ち込んだり、なにかをするのがおっくうだと感じたりするようになる
・立ちくらみがしたり、脈拍が不安定になったりする
といった症状が出る場合があります。
認知機能の低下を予防するために、誰かと楽しく会話をしたり、お気に入りの散歩コースを歩いたり、夢中になれる趣味を見つけたり、1日のなかで笑う機会を増やしたり。
そうすることで脳に良い効果がもたらされると考えられています。
もし親御さんの変化を感じ始めたら、いや、気づく前から予防として
電話やメールでかまわないので、定期的にコミュニケーションをとることも大切です。
加齢に人は誰も逆らえませんが遅くするための予防策はあります。
その為には気づきが先ず大切。
今日は親御さんに電話してみませんか?
彩都 看護師 岩嵜
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