2019年4月9日火曜日

たかが鼻水、されど鼻水

こんにちは、彩都(さいと)です。


今日は天気は良いのですが風が強く、やや肌寒いですね。
お陰で桜の花は、もう少し見ていられそうですね。

さて、天気が良くて風が強いと花粉症の皆様は憂鬱なのでは?

私、岩嵜も花粉症で、とうとう薬を飲み始めました。

重症の花粉症の所長は体内でヒスタミンが暴れているそうです。

話しかけても「聞いてる?」って聞きたくなるような顔をしています。

前までは、なんて顔してるん?って聞けば
生まれつきじゃ!と返す余裕もあったのに最近、花粉の量と比例してか
ぼ~~~っとしてます。
(ぼ~~~っと生きてんじゃねえよ!とチコちゃんに言われますよ)


さてさて、この季節鼻水、鼻づまりが酷いと花粉症だと思っていませんか??

春は花粉症なのか風邪なのか見分けにくいことがあります。
花粉症かと思って風邪を悪化させてしまった経験をお持ちの方もいるのでは?

鼻水には思わぬリスクが潜んでいるといいます。

鼻水が原因で中耳炎が引き起こされたり心筋梗塞や脳髄膜炎を誘発することもあるのです。


鼻水をかむとき、鼻を押さえチーン! と強くかんでいませんか? 
それは絶対にNG。

飛行機に乗ったときや、新幹線などがトンネルに入ったときの耳閉感をなくすため、つばを飲み込んだり、鼻をつまんで耳抜きをした経験があると思います。
これは、耳管と鼻咽腔内は繋がっているため効果があるのですが、鼻をかむ場合は気を付けなければなりません。特に小さな子、高齢者の場合は注意しましょう。

【小さな子どもの場合】
耳管が短く、強い圧がかかると鼻水が耳管内まで押し出され、中耳炎に罹る恐れがあります。また、逆に鼻をすすり上げてしまう子も多いのですが、細菌・ウイルスを含んだ鼻水が耳管に流れ込む恐れがあります。鼻水は正しくこまめに排出しましょう。

【高齢者の場合】
鼻水が直接の原因ではありませんが、鼻をかむ際に一気に力をこめることで、血圧が急上昇。脳出血や心筋梗塞の発症に繋がりかねません。そのため、急激な血圧上昇を引き起こさないよう優しく鼻をかむことが大切です。

〇正しい鼻のかみ方
1.片方の鼻の穴を優しく押さえる。
2.口からたっぷりと空気を吸い込む。
3.小刻みに繰り返し繰り返し軽く出す。

鼻水は健康な人でも毎日数リットルも分泌をしています。
鼻の粘膜の湿り気を保ち、吸い込まれた異物を取り除くためです。
風邪や花粉症などになると、炎症反応が起き飛躍的に鼻水の量が増えるため、普段は喉の奥へと流れ込んでいた鼻水が、体外へと排出されます。

春は混同してしまいがちな風邪と花粉症ですが、鼻水の色や状態で見分けることができるそうです。鼻水の状態は大きく分けて2パターン。

1、さらっとした無色透明のいわゆる水ばな
花粉症のようなアレルギー症状のときに多い状態です

2、ネバネバと粘度が高く、みどりや黄色
みどりや黄色の正体は、感染症の原因となる細菌と白血球が戦ったときの死骸などです。受診した際に、医師から鼻水の状態を質問されるのはそのためだそうです。

鼻づまりで夜眠れないという経験をお持ちの方も多いのでは。
鼻づまりは、細菌やアレルギー物質を排除しようと集まってきた白血球などによって血液が溜まり、鼻粘膜が腫れることで起こります。
そこで、自律神経の働きを逆手にとると、鼻づまりが解消されることがあります。具体的には手や足など、末端を温めること。
脳が手先や足先が冷たく温めなければならないと勘違いすることで、血流がよくなり鼻に集まっていた血液が流れやすくなります。

花粉症の人が寝酒をすると、鼻腔内の毛細血管が広がり、さらに鼻がつまりやすくなるため、注意が必要といいます。
寝る前は、ミントや柑橘系の飲み物を摂るなど、毛細血管を引き締めることが鼻づまりの悪化を防ぐ方法のひとつだそうです。
鼻水だと侮るなかれ、悪化する前に、早めに専門機関に受診をしてください。

彩都  看護師  岩嵜

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