年末ですねえ。
年末寒波がやってくるそうですよ。
平成最後のお正月は寒いお正月になりそうですね。
彩都事業所は明日で仕事納め、仕事始めは1月7日です。
病棟看護師として長年勤務していたので年末年始の長期休みに縁がなく
これだけお正月休みがあると何をしたらよいかわかりません。
とりあえず実家でヌクヌクしてこようと考えています。
実際、訪問看護のお仕事が始まれば彩都は24時間体制を予定しているので、その次のお正月はゆっくり出来ないかもしれませんしね。
さてさて、年末年始。
某救急病院で勤務していたのでお餅を詰まらせ窒息で救急搬送されてくる高齢の方が多かったので今日は、このことを書きますね。
知ってますか?
詰まらせたお餅って持って帰っていただくんですよ。
いや、ご希望があれば、ですが。
一応、どうされるか確認して「捨ててください」と依頼があれば破棄しますが。
で!ご家庭でお餅を詰まらせた!って時の対処の方法です。
まず、喉に詰まった時のサイン「チョークサイン」
お餅や、お雑煮の里いもも危ないかも?
こんな状態になっていたら窒息のサインです。
声が出るか、出ないか?
先ずは呼び掛けてください。
声が出ない、唇や頬の色が紫になっていたら確実に窒息しています。
こちらがチョークサイン。
窒息と分かった場合、すぐ救急車の手配、そして応急処置。
窒息時に必要な応急処置、その①背部叩打法。
窒息された方に床に手をついて貰うようにして前傾姿勢を取って貰うのがやりやすいかもしれません。
そして可能であれば、応急処置その②ハイムリッヒ法。
体格の大きい方が詰まらせた場合、小柄な方が背部に回っては大変かと思いますが一番効果的だと思います。
緊急時は第一処置が肝心です。
ここまでをしていただいた状態で救急車で搬送された場合、救命率が上がります。
脳に酸素が行き届かないと後遺症が残る可能性がありますが、そのリスクも下がります。
詰まった物が運よく取れたとしても誤嚥性肺炎の可能性が未だ残っているので念のため病院受診をお勧めします。
高齢の方だけでなく小さなお子さんがいらっしゃるご家庭も気を付けていただけたらと思います。
彩都 看護師 岩嵜
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